「中古のランドセル」は月1,300回検索されています。ランドセルは6年使ってもまだ形が残っていることが多く、中古市場が成立しているのは事実です。
ただ、購入を検討する前に知っておくべきことがあります。
保証が付かないという意味
6年間保証は、メーカーまたは購入店が、最初の購入者に対して提供するものです。中古で手に入れた場合、原則としてこの保証は使えません。
では、実際に何が困るのか。
ランドセルで壊れやすいのは、肩ベルトの縫製、錠前、かぶせの角です。6年間毎日使えば、どこかは必ず傷みます。
保証があれば、多くのメーカーで無償修理を受けられます。土屋鞄やセイバンは修理中の代替ランドセルまで無料で貸し出すと明記しています。
保証がなければ、壊れた時点で有償修理か買い直しです。
あわせて読みたい ランドセルの6年間保証を比較する どのメーカーも「6年間保証」と書いています。違うのは、何が無料で、何が有料で、修理中に代わりを貸してくれるかです。「型落ち」とは別物
混同されやすいので整理します。
| 中古 | 型落ち | |
|---|---|---|
| 状態 | 使用済み | 未使用の新品 |
| 保証 | 原則適用されない | メーカー公式なら付くことが多い |
| 出るタイミング | 随時 | 8月下旬〜9月ごろ |
| 価格 | 出品者次第 | 定価から割引 |
安く買いたいなら、まず型落ちを検討してください。新品で、公式で買えば保証も付きます。
情報メディアの調査では、大手メーカーのアウトレットで最安値が2万円台から3万円台とされています。中古と競合する価格帯です。
あわせて読みたい 型落ちランドセルはいつ買える?注意点も 型落ちは「古い」のではなく「1年前の設計」です。何が変わっていて何が変わっていないのかを知れば、有力な選択肢になります。それでも中古を検討する場合
きょうだいのお下がりや、知人から譲り受けるケースもあります。この場合は購入とは事情が違います。
確認しておきたいのは次の点です。
1. 肩ベルトの調整幅が足りるか
前の持ち主の体格に合わせて使われています。穴の位置と伸び具合を確認します。
2. 錠前と金具が機能するか
毎日開け閉めする部分です。ここが壊れていると使えません。
3. A4フラットファイルが入るか
古いモデルはA4クリアファイル対応(横幅22cm)のことがあります。現在の主流はフラットファイル対応(23cm)で、2026年調査では63.2%を占めます。
4. 型崩れしていないか
底が変形していると、教科書が入りにくくなります。
3番目は特に注意してください。学校で配られるファイルが入らないと、手提げ袋を別に持つことになります。
あわせて読みたい ランドセルのサイズとA4フラットファイル対応 サイズ表記の違いは、横幅にしてわずか1cm。ただしその1cmで、学校で配られるファイルが入るかどうかが変わります。費用を抑える他の方法
中古以外にも、新品で価格を抑える方法があります。
- 型落ちモデル — 8月下旬〜9月ごろ。未使用新品
- アウトレット — メーカー公式なら保証も付くことが多い
- 店頭展示品 — 11〜12月ごろ。傷や使用感はある
- 量販店のプライベートブランド — イオンのかるすぽは36,575円から
ランドセル工業会の2026年調査では、4万円未満で購入した家庭が約15%あります。新品でこの価格帯に収まる選択肢は実在します。
あわせて読みたい 安いランドセルはどこで買える?5つの方法 平均は62,034円ですが、4万円未満で買っている家庭も約15%あります。安く買う方法と、安さと引き換えに失いやすいものを整理しました。判断の材料
中古を選ぶなら、修理が必要になったときに実費で直す前提で考えてください。それを織り込んでも価格差が魅力的なら、選択として成立します。
一方、6年間の安心を買いたいなら、新品の型落ちやアウトレットのほうが確実です。同じくらいの価格で保証が付くなら、そちらを選ばない理由は少なくなります。
価格については、ほかにも次の記事があります。
保証の適用範囲に関する記述は、6年間保証の一般的な性質にもとづくものです。個別の中古品に保証が付くかどうかは、販売元にご確認ください。A4フラットファイル対応の割合・価格帯分布は、ランドセル工業会「ランドセル購入に関する調査 2026年」(n=1,500 / 株式会社クロス・マーケティング実施)、アウトレットの最安値・時期はランドセル情報メディアの調査記事、イオンの価格は同社公式サイト(2027年モデル)によります。検索回数はUbersuggestの日本向けデータ(2026年8月取得)によります。
よくある質問
中古ランドセルに6年間保証は付きますか?
どこで買えますか?
中古と型落ちは違いますか?
安く買いたい場合、他に方法はありますか?
出典と編集方針本記事はランドセルメーカーの公式発表資料や公的機関の公開情報をもとに編集部が作成しました。価格・仕様・日程は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

